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⑤ 商品開発

マーケットニーズを持って農家と顔の見えるお付き合い、
ソリューションを実現します
イラスト

 レンゴー青果の商品開発は供給(生産活動)を創り出す流通の社会的機能です。予約相対取引や、播種前契約取引などの手法で時代とマーケットニーズとマッチした生産の機会を創り出します。多種多様になってきている消費者のご要望に応えた商品を産地と一緒に開発しています。

ストーリー1 イボなしきゅうり“フリーダム”の開発(2003年立上げ)
イボなしきゅうり「フリーダム」

 キュウリと言えば表面をおおうイボが特徴でもあります。そのイボがないキュウリ「フリーダム」を開発したお話です。
 大手外食産業へ食品を卸している企業から相談を受けました。外食産業では、弁当や惣菜を作る上でのコスト削減と、また食品ゆえに製造段階での雑菌をどう減らせるかが大きな課題になっていると…。そこで当社は、大手の種子開発をする企業が作り出した「フリーダム」という、新種にイボなしキュウリに着目しその生産開発に着手したのです。

キュウリのイボは雑菌の巣だった!
フリーダムの栽培風景

 採ったばかりのキュウリのイボはチクチクするほどで、鮮度のバロメーターとも言えるのです。しかしイボ部分にはかなりの雑菌が付着しており、外食産業など大量に扱う現場では、イボの削除と消毒作業にかなりのコストと時間を取られていました。「フリーダム」はそんな現場を救うぴったりの野菜だったのです。
 当社は2000年から外食産業向けに「フリーダム」の市場流通に成功したのです。現在では長野県の中野市を中心に生産が進められています。まさに生産地と一体化した、当社ならではの事業と言えるものです。


大手コンビニの冷やし中華のキュウリは、なんと当社の“フリーダム”です!

 みなさんにお馴染みのコンビニのサンドイッチや冷し中華、巻きずしにも「フリーダム」が使われだしました。みなさんが普段何気なく口にするサラダやお弁当のキュウリひとつにも、徹底した食の安全管理とコスト削減による供給の安定などが図られているのです。
 「フリーダム」はイボがない以外にも、やわらかく味も良く、浅漬けなどにぴったりのキュウリです。まだ一般的には馴染みのない野菜ですが、惣菜やお弁当を食べる時に気に掛けて食べてみてください。

ストーリー2 信州産パプリカの開発(2005年立上げ)
パプリカの栽培風景

 パプリカと言えば、パスタ料理などで最近よく目にするようになったカラフル野菜。
 でもちょっと前までは、一玉200円はする高級野菜で、日常的に家庭の食卓を飾れるような野菜ではありませんでした。そのほとんどが輸入品のためどうしても高価格になってしまったのです。でもパプリカはピーマンにくらべ、肉厚でフルーツ並みの甘さ(糖度7.5度)がありサラダにはぴったりの野菜で、ピーマン嫌いの子供も食べられ、年々需要が増えてきていました。
そこで当社が中心になり「国産のパプリカ」の新たな開発に向け動き出しました。

めざせ!輸入に負けない信州産パプリカ

 パプリカの栽培は、雨量が少なく日照時間が長く、昼と夜の気温差がある冷涼な信州の気候がまさにぴったり!…長野県内の野菜試験場が行なってきたパプリカ栽培の試験により、パプリカ栽培に信州は適地とお墨付きをいただき、2000年から当社の開発がいよいよ本格化し、夏の国産パプリカ=長野県産(信州産)と言われるまでの地位になりました。


高糖度、年間供給へ向けて課題に終わりはない!

 信州産パプリカは、南信を中心に中信・東信とその栽培エリアを広げ、出荷量を着実に増やしています。信州の冷涼な気候は高品質で、糖度9度!という果物並みの甘~いパプリカを産み出しました。現在は6月下旬から12月上旬に掛け出荷されています。
糖度への追求は現在パプリカからカラーピーマン(ガブリエル)の開発に変化しています。糖度は12〜14度。信州産、高糖度に加え、大切なのが年間リレーです。高知・鹿児島の生産者の方々に私どもの志を共感してもらい、年間リレーも作り上げる事ができました。

ストーリー3 国産トレビスの開発(2010年立上げ)
国産トレビス

 「トレビス」は西洋では良く食され、シーザーサラダに必ず入っている赤い葉です。サラダの中で赤の持つ役割の重要性(色合い良く見栄えを良くする)があり、欠かす事の出来ない物ですが、ほぼ100%輸入に頼っている現状を打破したい!という想いで国産化のストーリーを立ち上げて12年がたちました。

信州産トレビスの安定生産!プラス県外産地とのコラボで年間国産化を実現!?
トレビスの栽培風景

 トレビスに注目したのはお客さんとの何気ない話からでした。サラダを構成する品目には何種類かの野菜が必要になります。原産地の表示が世間で厳しくなってきている時にお客さんから「今作っているサラダの原産地、トレビスだけが輸入なんですよ!」この一言でトレビスを国産に変えれば今あるサラダの価値は何倍にもなるのではないか?それからは業務用で使用してもらうために品質・出荷の安定化に力を入れました。苦節12年、ようやく長野の時期だけで6/中~12/中の納品を安定的に行えるようになりました。新たな目標は、長野県以外の産地で国産だけで年間リレーできるようにする事です。そのために茨城県・静岡県・鹿児島県の生産者と話をして納品を始めてもらっています。


目指せメジャー野菜!トレビスの食育

 皆さんはトレビスの味をご存知でしょうか?トレビス自体での味は「苦い!!」とみんなが口をそろえて言います。但し、西洋ではそんなトレビスを普通に食べています。「何故?」に対しての答えは肉料理などの口直しの為であったりします。当然、赤い葉は色彩としての大事な役割も担っています。どんな野菜にも役割があります。刺身のつまであったり、パセリが料理の脇に添えてあったりと「トレビス」にも役割があります。 イタリアでは大量にトレビスを食べる料理があるそうです。そんなレシピを紹介し、メジャーな野菜の地位を築く食育を行ったりしていきたいと思います。

<イタリアでの料理の一例>
 トレビス1玉を適当な大きさに切り、ベーコンとオリーブオイルで軽く炒める。
トレビス自体の苦みが若干消え、甘みと苦みのバランスが非常によくなります。また、ベーコンとオリーブオイルとのバランスが絶妙な味を生み出します。また、忘れていけないのが赤の葉が全体の色合いを引き立ててくれます。見栄え良し、味良しの簡単レシピです。

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